法人携帯のかけ放題プランを6社比較!月額料金・選び方・安く契約する方法【2026年版】
2026-10-16 2026-10-28

社用携帯にかけ放題を付けたいけれど、どの会社が安いのかわからない。そんな方に向けて、法人携帯のかけ放題を6社で比較しました。
まず知っておきたいのが、かけ放題のオプション料金は6社でほとんど変わらないという点。かけ放題には大きく分けて、「1回5分(または10分)以内の通話が無料になるタイプ」「時間の制限なく話せる完全かけ放題」「月間の無料通話時間が決まっているタイプ」の3つがあります。どのタイプを用意しているかは会社によって異なりますが、多くの会社で5分かけ放題は月880円前後、完全かけ放題は月1,980円前後です。
では、どこで差がつくのでしょうか。答えは、データ通信などの基本料金を足した「月額の合計」です。法人向けの割引があるかどうかでも、実際に支払う金額は変わってきます。
また、どのかけ放題が得かは、社員の電話の使い方しだい。かけ放題なしと比べた場合、月45分を超えて電話する社員なら完全かけ放題、1回5分以内の短い電話が中心で月20分を超えるなら5分かけ放題が安くなります。ただし、月45分を超えていても、1回の電話が5分以内に収まっていれば、完全かけ放題より5分かけ放題の方が安く済みます。反対に、月の通話が20分に満たない社員は、かけ放題を付けない方が安く済むことも少なくありません。
つまり、全員に同じオプションを付けるのではなく、部署や職種ごとに分けて考えることが、通信費を抑えるいちばんの近道。この記事では、6社の料金比較から、通話時間や台数ごとの料金シミュレーション、法人ならではの選び方まで順に解説していきます。
目次
法人携帯のかけ放題プランを6社で比較【2026年最新】
※この記事の料金は、2026年10月時点で各社の公式サイトに載っている金額(税込)です。実際に契約するときの金額は、台数や条件によって変わることがあります。
6社のかけ放題オプションを並べてみると、5分(または10分)かけ放題は月880円前後、完全かけ放題は月1,980円前後。料金はほぼ横並びといってよいでしょう。
ただし、楽天モバイルとワイモバイルの2社は、ほかの4社と料金の仕組みが少し違います。楽天モバイルは専用アプリから電話をかけると国内通話が無料になり、ワイモバイルはデータ容量の大きい「シンプル3 L」を選ぶと、完全かけ放題を月1,100円で付けられるのが特徴です。詳しい内容は、このあとの表で確認していきましょう。
大手キャリア4社のかけ放題料金比較
まずは大手キャリア4社から。ソフトバンク・ドコモ・auの3社はオプション料金がまったく同じで、5分かけ放題が880円、完全かけ放題が1,980円となっています。一方、楽天モバイルは法人専用のアプリ「Rakuten Link Office」から電話をかければ国内通話が無料になるため、ほかの3社とは考え方そのものが異なります。
| キャリア | 5分かけ放題など | 月額 | 完全かけ放題 | 月額 | 無料時間を超えたときの通話料 |
|---|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク | 準定額オプション+(1回5分以内) | 880円 | 定額オプション+ | 1,980円 | 22円/30秒 |
| ドコモ | 5分通話無料オプション(1回5分以内) | 880円 | かけ放題オプション | 1,980円 | 22円/30秒 |
| au | 通話定額ライト2(1回5分以内) | 880円 | 通話定額2 | 1,980円 | 22円/30秒 |
| 楽天モバイル | ワンストップかけ放題(月間通話時間に応じた段階制) | 550円〜1,870円 | Rakuten Link Office経由の国内通話 | 0円 | 22円/30秒(標準アプリ・オプション未加入時) |
料金が同じ3社でも、オプションに含まれるサービスまで同じとは限りません。ソフトバンクのオプションには、留守番電話プラス・割込通話・グループ通話・一定額ストップサービスがセットになっています。auの場合は、オプションに入ると「電話きほんパック」が無料に。ただし、こちらは別に申し込む必要があります。
ドコモには、オプションを付けなくても最初からかけ放題が付いている法人専用プラン「ドコモBiz かけ放題」(月3,553円・データ2GB)もあります。
楽天モバイルの場合、Rakuten Link Officeを使えば対象の国内通話は無料。ただし、標準の電話アプリから発信すると、通常どおり30秒22円の通話料がかかります。標準アプリでも通話料を抑えたいなら、法人向けオプションの「ワンストップかけ放題」が選択肢になるでしょう。料金は月の通話時間に応じて3段階で、75分までなら550円、250分までなら1,100円、500分までなら1,870円。500分を超えた分にだけ、30秒22円がかかる仕組みです。
出典:楽天モバイル法人「ワンストップかけ放題」
ワイモバイル・UQモバイルのかけ放題料金比較
続いて、ワイモバイルとUQモバイルを見ていきます。どちらも法人で契約でき、大手との大きな違いは、5分ではなく10分以内の通話が無料になるオプションがあること。1回の電話が5分では少し足りない会社なら、こちらの方が合うかもしれません。
| ブランド | 法人契約 | 対象プラン | 通話オプション | 月額 |
|---|---|---|---|---|
| ワイモバイル | 可 | シンプル3 S/M | だれとでも定額+(1回10分以内) | 880円 |
| シンプル3 S/M | スーパーだれとでも定額+(完全かけ放題) | 1,980円 | ||
| シンプル3 L | 10分以内の国内通話が標準で無料 | 0円 | ||
| シンプル3 L | スーパーだれとでも定額+(L)(完全かけ放題) | 1,100円 | ||
| UQモバイル | 可 | トクトクプラン2 | 通話放題ライト(1回10分以内) | 880円 |
| 同上 | 通話放題(完全かけ放題) | 1,980円 | ||
| 同上 | 通話パック60(月60分まで定額) | 660円 |
さらに、2社とも法人向けの割引を用意しています。ワイモバイルでは、法人名義で2台以上契約すると「法人契約割引3」が適用され、シンプル3 S/M/Lの基本料金が1台につき毎月1,100円引きに。UQモバイルでも、法人契約でトクトクプラン2に加入中、または新たに加入し、「通話放題」を新しく追加すると、月220円を最大12か月割り引くキャンペーンを実施しています。終了日は未定のため、申し込み時に受付状況を確認してください。
基本料金+かけ放題の月額総額比較
ここまで見てきたように、オプションの料金だけでは各社の差はほとんどありません。そこで、基本料金とかけ放題を合わせた月額の合計で比べてみましょう。すると、会社によって大きな差があることが見えてきます。
下の表は、1台に完全かけ放題を付けた場合の月額です。比べやすいように、データ容量はできるだけ5GB前後にそろえました。
| キャリア | 組み合わせ | データ量 | 基本料金 | かけ放題 | 月額総額 |
|---|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク | ミニフィット2(〜5GB)+定額オプション+ | 〜5GB | 6,358円 | 1,980円 | 8,338円 |
| ソフトバンク | ミニフィット2(〜2GB)+定額オプション+ | 〜2GB | 5,258円 | 1,980円 | 7,238円 |
| ドコモ | ドコモBiz かけ放題 | 2GB | 3,553円 | 込み | 3,553円 |
| ドコモ | ドコモBiz データ無制限(1〜3GB)+かけ放題オプション | 〜3GB | 6,413円 | 1,980円 | 8,393円 |
| au | スマホミニプラン+ 5G/4G(3GB超〜5GB)+通話定額2 | 〜5GB | 8,228円 | 1,980円 | 10,208円 |
| 楽天モバイル | Rakuten最強プラン ビジネス(音声+データ5GB)+Rakuten Link Office | 5GB | 2,618円 | 0円 | 2,618円 |
| ワイモバイル | シンプル3 S+スーパーだれとでも定額+ | 5GB | 3,278円 | 1,980円 | 5,258円 |
| ワイモバイル | 同上(2台以上で法人契約割引3を適用) | 5GB | 2,178円 | 1,980円 | 4,158円 |
| UQモバイル | トクトクプラン2(〜5GB)+通話放題 | 〜5GB | 2,948円 | 1,980円 | 4,928円 |
表の金額を見るときは、いくつか注意しておきたい点があります。
まず、表の基本料金は、セット割や複数回線割を引く前の金額です(ワイモバイルの割引適用の行を除く)。端末代やユニバーサルサービス料も含んでいません。
そのうえで、会社ごとに次のような違いがあります。
- ドコモ:「ドコモBiz かけ放題」のデータ容量は2GBまで。
- 楽天モバイル:法人向けの音声+データプランは、3GB・5GB・30GB・無制限から契約時に選ぶ仕組みです。個人向けのように、使った量で料金が変わるわけではありません。また、かけ放題の0円は、Rakuten Link Officeアプリから電話をかけた場合の金額です。
- UQモバイル:基本使用料4,048円から、データ利用が月5GB以下のときに引かれる1,100円を差し引いて計算しています。
- ソフトバンク:台数などに応じて、法人向けの見積もり金額が出ることがあります。表の金額は、公式サイトに載っている料金です。
法人携帯のかけ放題は3種類!それぞれの違い
冒頭でも触れたとおり、かけ放題は大きく次の3タイプに分かれます。ただし、どのタイプを用意しているかは会社によって異なります。
| タイプ | 無料になる範囲 | 月額の目安 | 主なオプション例 |
|---|---|---|---|
| 1回5分・10分以内 | 1回の通話のうち5分(10分)まで | 880円 | 準定額オプション+、だれとでも定額+ |
| 24時間・時間無制限 | 国内通話すべて(時間・回数の制限なし) | 1,980円 | 定額オプション+、通話定額2 |
| 月間の無料通話時間制 | 1か月の合計60分まで | 660円 | UQモバイル 通話パック60 |
短い電話を何度もかけるのか、それとも1回の電話が長くなりやすいのか。どちらに近いかで、合うタイプは変わってきます。それぞれの特徴を順に見ていきましょう。
5分・10分以内のかけ放題
1回の通話が5分(または10分)以内なら、何回かけても無料になるタイプです。無料の時間を超えた場合は、超えた分だけに30秒22円の通話料がかかります。
たとえば、5分かけ放題で8分話した場合の通話料は次のとおりです。
| 8分の内訳 | 通話料 |
|---|---|
| 最初の5分 | 0円 |
| 残りの3分 | 132円(30秒22円×6回) |
| 合計 | 132円 |
通話料がかかるのは、5分を超えた分だけ。しかも無料の時間は電話をかけるたびにリセットされるので、取引先への確認や社内の連絡など、短い電話を何度もかける仕事にぴったりです。
24時間・時間無制限のかけ放題
国内通話なら、時間も回数も気にせず話せるタイプです。月額は1,980円が一般的で、5分かけ放題より1,100円高くなりますが、そのぶん通話料を気にする必要はまったくありません。
特に、営業担当やお客様からの問い合わせに対応する社員は、どうしても電話が長くなりがち。完全かけ放題なら、時間を気にして話を切り上げる必要もなく、落ち着いて対応できます。毎月の通話料が一定になるので、会社としても経費の予算を立てやすくなるでしょう。
月間の無料通話時間が決まっているタイプ
最後は、1回ごとではなく、1か月の通話時間の合計で無料の範囲が決まるタイプです。たとえばUQモバイルの「通話パック60」なら、月660円で、月60分ぶんまでの国内通話が無料になります。
このタイプのよいところは、1回の通話が長くても、1か月の合計が60分以内なら追加料金がかからないこと。ただし、短い電話でも回数が多いと、すぐに60分を使い切ってしまいます。電話をかける回数は少ないけれど、1回が長くなることもある。そんな使い方に向いたタイプといえます。
法人携帯のかけ放題は本当にお得?料金シミュレーション
では、実際にどれくらい電話をすれば、かけ放題を付けた方が得になるのでしょうか。結論からいうと、かけ放題なしと比べた場合、月の通話が45分を超えるなら完全かけ放題、1回5分以内の電話が中心で20分を超えるなら5分かけ放題が安くなります。5分かけ放題と完全かけ放題のどちらを選ぶかは、1回あたりの通話時間がポイントです。
ここからは、大手キャリアの料金をもとに、その理由を具体的な数字で確認していきましょう。計算には、通常の通話料30秒22円、5分かけ放題月880円、完全かけ放題月1,980円を使います。
月何分以上の通話ならかけ放題がお得?
かけ放題なしと完全かけ放題を比べると、ボーダーラインは月45分です。
通常の通話料は1分あたり44円(30秒22円)なので、45分話すと通話料はちょうど1,980円。完全かけ放題の月額と同じ金額になります。つまり、45分ちょうどなら同額で、45分を超えて話すなら完全かけ放題の方が安くなるわけです。
一方、1回5分以内の短い電話が中心なら、5分かけ放題とも比べてみましょう。かけ放題なしで20分話すと通話料は880円で、5分かけ放題の月額と同じ。20分を超えるなら5分かけ放題の方が安くなり、1回5分以内に収まっていれば、45分を超えても完全かけ放題より安く済みます。ただし、1回5分を超える通話が多い場合は、超えた分の通話料も含めて考える必要があります。
| 月の通話時間 | かけ放題なし | 5分かけ放題(すべて5分以内の場合) | 完全かけ放題 |
|---|---|---|---|
| 10分 | 440円 | 880円 | 1,980円 |
| 20分 | 880円 | 880円 | 1,980円 |
| 30分 | 1,320円 | 880円 | 1,980円 |
| 45分 | 1,980円 | 880円 | 1,980円 |
| 60分 | 2,640円 | 880円 | 1,980円 |
| 100分 | 4,400円 | 880円 | 1,980円 |
※計算条件:国内通話、30秒ごとに料金がかかる、通話時間に端数がない場合で計算。基本料金は含みません。
ただし、この表は通話時間に端数がない場合の計算です。実際の電話では「2分10秒」のように半端な時間が出ますし、通話料は30秒単位で切り上げられます。そのため、短い電話が多い人ほど、表の金額より高くなりやすいことは覚えておきましょう。また、0570から始まる番号などは、どのかけ放題に入っていても無料にはなりません。
5分かけ放題と完全かけ放題はどちらが安い?
5分かけ放題と完全かけ放題で迷ったら、「5分を超えた時間の合計」に注目しましょう。ボーダーラインは月25分です。
2つの料金の差は1,100円(1,980円−880円)。5分を超えた時間の合計が25分になると、その通話料がちょうど1,100円になります(1分44円×25分)。そのため、5分を超えた時間の合計が月25分を超える場合、完全かけ放題の方が安くなります。なお、通話料は30秒単位で計算されるため、5分を超えた時間に端数がある通話は、30秒単位に切り上げて合計してください。
| 1か月の通話 | 5分を超えた時間の合計 | 5分かけ放題の場合 | 完全かけ放題の場合 | 安い方 |
|---|---|---|---|---|
| 3分の電話を30回 | 0分 | 880円 | 1,980円 | 5分かけ放題 |
| 7分の電話を10回 | 20分 | 880円+880円=1,760円 | 1,980円 | 5分かけ放題 |
| 8分の電話を20回 | 60分 | 880円+2,640円=3,520円 | 1,980円 | 完全かけ放題 |
| 15分の電話を10回 | 100分 | 880円+4,400円=5,280円 | 1,980円 | 完全かけ放題 |
※計算条件:5分を超えた分の通話料は30秒22円。基本料金は含みません。
表を見ると、大事なのは1か月の通話時間の合計よりも、1回の電話の長さだとわかります。合計時間が長くても、1回が5分以内に収まっていれば5分かけ放題で十分。反対に、10分を超える電話が月に何回かあるだけで、完全かけ放題の方が安くなることもあるのです。
5台・10台契約した場合の年間費用を比較
ここまでは1台あたりの計算でしたが、法人では複数台を契約するケースがほとんどでしょう。台数が増えるほど、オプションの選び方による差も大きくなります。たとえば10台すべてに完全かけ放題を付けると、5分かけ放題にした場合より、年間で13万2,000円も多くかかる計算です。
| 契約台数 | 5分かけ放題(880円) | 完全かけ放題(1,980円) | 年間の差額 |
|---|---|---|---|
| 1台 | 10,560円 | 23,760円 | 13,200円 |
| 5台 | 52,800円 | 118,800円 | 66,000円 |
| 10台 | 105,600円 | 237,600円 | 132,000円 |
とはいえ、電話の多い社員にまで5分かけ放題を付けると、今度は超過分の通話料がかさんでしまいます。そこで、10台のうち電話が多い営業の3台だけを完全かけ放題にし、残りを5分かけ放題にした場合も計算してみました。
| 組み合わせ | 1年間のオプション料金 |
|---|---|
| 10台すべて完全かけ放題 | 237,600円 |
| 営業3台は完全かけ放題、ほかの7台は5分かけ放題 | 145,200円 |
| 差額 | 92,400円 |
※計算条件:通話オプションの料金だけを12か月分で計算。基本料金・端末代・割引・5分を超えた分の通話料は含みません。
この例では、必要な社員にだけ完全かけ放題を付けることで、年間9万円以上も安くなるのです。
法人携帯のかけ放題プランの選び方
シミュレーションでわかったとおり、かけ放題は全員を同じプランにそろえるより、職種ごとに分けた方が通信費を抑えられます。選ぶときに見るべきは、「1回の電話の長さ」と「1か月の通話時間」の2つ。職種ごとの目安をまとめると、次のようになります。
| 職種・使い方 | おすすめのタイプ | 目安 |
|---|---|---|
| 営業職・顧客対応 | 完全かけ放題 | 5分を超える電話が月に何回もある |
| 現場・社内連絡が中心 | 5分・10分かけ放題 | 1回の電話がほとんど5分(10分)以内 |
| 内勤・電話が少ない | かけ放題なし | 月の通話が20分未満 |
営業職・顧客対応が多い場合
商談の日程調整やお客様からの問い合わせ対応は、どうしても電話が長くなりがち。こうした社員には、完全かけ放題が向いています。先ほどのシミュレーションのとおり、5分を超えた時間の合計が月25分を超えるようなら、完全かけ放題の方が安くなるはずです。
料金面だけでなく、時間を気にせず話せることもメリットのひとつ。お客様一人ひとりに、丁寧に対応しやすくなります。
短時間の業務連絡が多い場合
一方、現場スタッフ同士の連絡や、配達先・訪問先への確認の電話は、1回が短いことがほとんどです。こうした仕事なら、5分または10分のかけ放題で十分でしょう。
電話がほとんど5分以内に収まるなら、5分かけ放題を。5〜10分の電話が多いなら、10分かけ放題があるワイモバイルやUQモバイルも候補に入ります。長電話が月に数回ある程度であれば、超えた分の通話料を払っても、完全かけ放題より安く済むことがほとんどです。迷ったときは、直近数か月の通話明細を開いて、5分を超える電話が何回あるか数えてみてください。
通話頻度が少ない場合
月の通話が20分に満たない社員なら、かけ放題を付けない方が安くなる可能性が高いでしょう。かけ放題なしで20分話すと、通話料はちょうど880円。5分かけ放題の月額と同じ金額なので、それより短い通話なら、オプションを付けた方が高くついてしまいます。
事務職などの内勤の社員や、主にデータ通信を使う社員には、かけ放題を付けないという選択肢もあります。法人契約では1台ごとにオプションを選べるので、次のような手順で部署ごとに分けていけば、無駄な料金を減らせるはずです。
- 通話明細で、社員ごとの1か月の通話時間と、1回の電話の長さを確認する
- 確認した結果をもとに、社員を「完全かけ放題」「5分・10分かけ放題」「かけ放題なし」の3つに分ける
- 3か月ほど使ってみて、使い方が変わった社員はオプションを変更する
法人携帯のかけ放題を契約する際の注意点
かけ放題に入っていても、すべての電話が無料になるわけではありません。無料になるのは、国内の一般的な電話番号への通話だけ。契約する前に、ここで紹介する3つの点を確認しておきましょう。
0570など対象外の電話番号がある
まず気をつけたいのが、0570から始まるナビダイヤルや国際電話など、かけ放題の対象外になる番号です。たとえば取引先の窓口がナビダイヤルだった場合、完全かけ放題に入っていても通話料がかかってしまいます。
| 主な対象外の通話 | ソフトバンク | ドコモ | au | ワイモバイル |
|---|---|---|---|---|
| ナビダイヤル(0570)など、他社が料金を決めている番号 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 国際電話・海外での通話 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 番号案内(104) | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 衛星電話 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
このほかにも、各社が指定する一部の番号は対象外です。UQモバイルの「通話放題」「通話放題ライト」は、0570・番号案内(104)・衛星電話・国際電話・海外での発着信などが対象外です。楽天モバイルのRakuten Link Officeも、0570や一部特番(188)などへの通話は無料になりません。対象範囲はサービスごとに異なるため、UQモバイルの対象外通話一覧やRakuten Link Officeの利用条件を確認してください。
無料通話時間を超えると追加料金がかかる
次に押さえておきたいのが、無料の時間を超えたときの料金。5分・10分かけ放題では、無料の時間を超えた分に30秒22円がかかります。月60分までのタイプも同じで、60分を超えた分には通常の通話料が必要です。
| タイプ | 無料の時間を超えたとき |
|---|---|
| 1回5分以内 | 5分を超えた分だけ、30秒22円 |
| 1回10分以内 | 10分を超えた分だけ、30秒22円 |
| 月60分まで(UQ 通話パック60) | 60分相当(2,640円分)を超えた分は30秒22円 |
こうした追加料金を抑えたいなら、5分かけ放題を付けた社員に「長くなりそうなときは一度切ってかけ直す」といったルールを伝えておくのがおすすめです。
専用アプリが必要な場合がある
最後に、楽天モバイルの法人プランを検討している場合は、専用アプリの条件にも注意しましょう。追加の通話オプションなしで対象の国内通話が無料になるのは、Rakuten Link Officeアプリから発信した場合です。標準の電話アプリで発信すると、通常30秒22円の通話料がかかります。標準アプリを使いたい場合は、前述の法人向け「ワンストップかけ放題」も選択肢になります。
また、このアプリはインターネットを使って通話する仕組みです。電波の状態によっては、声が聞き取りにくくなることもあるでしょう。社員に2つのアプリを使い分けてもらうことになるため、導入前に社内での使い方を決めておくと、トラブルを防げます。
法人携帯のかけ放題を安く契約する3つの方法
ここまでの内容をふまえて、かけ放題を安く契約するための方法を3つ紹介します。オプションの選び方だけでなく、法人ならではの割引や見積もりも上手に活用しましょう。
通話時間に合ったプランを選ぶ
もっとも効果が大きいのは、実際の通話時間に合わせてオプションを選び直すことです。法人契約なら、管理サイトや請求明細で1台ごとの通話時間を確認できます。まずは、次の3点をチェックしてみてください。
- 社員ごとの1か月の通話時間(20分・45分を超えているか)
- 5分(10分)を超える電話の回数と、超えた時間の合計
- 0570番号など、無料にならない番号への電話が多くないか
特に、全員に完全かけ放題を付けている会社は、見直すだけで大きく変わるはず。先ほどの10台の例でも、営業以外のオプションを変えるだけで、年間9万円以上の差が出ました。
複数回線の割引や乗り換え特典を確認する
あわせて確認したいのが、法人向けの割引。複数台をまとめて契約すると料金が安くなるものもあり、主な割引は次のとおりです。
| キャリア | 割引名 | 主な条件 | 内容 |
|---|---|---|---|
| ワイモバイル | 法人契約割引3 | 法人名義・同じ請求で対象プランを2台以上 | シンプル3 S/M/Lの基本料金から月1,100円割引 |
| ドコモ | ビジネス通話割引 | 同じグループに登録した回線 | グループ内の国内通話が無料 |
| ドコモ | ビジネスメンバーズ割 | ドコモビジネスメンバーズに加入 | ドコモ miniは月275円割引(プランにより割引額は異なる) |
| UQモバイル | 法人通話放題おトクキャンペーン | 法人契約でトクトクプラン2に加入し、通話放題を新たに追加 | 最大12か月、月220円割引 |
| ソフトバンク | 個別見積もり | 契約台数・プラン・端末などを提示して相談 | 一律の割引額は掲載せず、見積書の条件で比較 |
社員同士の電話が多い会社なら、ドコモのビジネス通話割引のように、社内の通話が無料になる割引も見逃せません。社内の連絡が無料になれば、全員に完全かけ放題を付けなくて済む場合もあるからです。ただし、割引を使える条件や、ほかの割引と一緒に使えるかどうかは会社ごとにさまざま。契約する前に、必ず確認しておきましょう。
法人向けの特別価格で見積もりを取る
さらに、法人携帯では、公式サイトに載っている料金とは別に、台数や使い方に合わせた見積もり金額が出ることもあります。公式サイトの料金だけで比べていると、より安い条件を見落としてしまうかもしれません。
見積もりを頼むときは、次の情報を準備しておくと話がスムーズに進みます。
- 契約する予定の台数と、部署・職種ごとの内訳
- 今の月額料金と通話明細(乗り換えの場合)
- 使いたい機種とデータ容量
法人通信では、ソフトバンク法人携帯の導入や乗り換えについて、通話オプションを含めた見積もりから契約手続きまで対応しています。公式サイトの料金との違いもあわせてご説明しますので、比べる材料のひとつとしてご活用ください。
法人携帯のかけ放題に関するよくある質問
法人携帯のかけ放題は1台から契約できる?
はい、多くのキャリアで1台から契約できます。かけ放題は1台ごとに付けるオプションなので、台数についての決まりは基本的にありません。
ただし、割引の中には台数の条件があるものも。たとえば、ワイモバイルの「法人契約割引3」は2台以上が条件のため、1台だけの契約では使えません。法人通信でも1台からの契約を承っています。
個人事業主でもかけ放題を契約できる?
はい、契約できる場合があります。個人事業主でも、事業用の名義で法人契約として申し込めることがあり、その場合は法人と同じようにかけ放題を付けられます。
必要書類は、契約する会社や名義、申し込み方法によって異なります。本人確認書類のほか、事業実態を示す書類などが必要になる場合があるため、申し込み前に取扱店で必要書類の案内を受けてください。法人通信の個人事業主向けの契約条件は、ソフトバンク法人ページをご覧ください。
法人携帯のかけ放題はガラケーでも使える?
はい、使えます。ソフトバンクの「定額オプション+」「準定額オプション+」はガラケーにも付けられますし、auでもガラケー向けの「ケータイプラン」で通話定額ライト2・通話定額2を選べます。
電話がメインで、データ通信はほとんど使わない。そんな社員なら、ガラケーにかけ放題を付けることで、月額を抑えられるかもしれません。ソフトバンクの法人向けラインアップには「DIGNO ケータイ4」「DIGNO ケータイ4 for Biz」が掲載されています。実際の在庫や納期は申し込み時に取扱店で確認してください。
まとめ|法人携帯のかけ放題は月額総額で比較しよう
ここまで見てきたように、かけ放題のオプション料金はどの会社もほとんど同じです。だからこそ、比べるときはオプションの料金だけでなく、基本料金を含めた月額の合計と、自社の使い方に合っているかどうかに目を向けることが大切。最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。
- かけ放題なしと比べると、月45分を超えるなら完全かけ放題、1回5分以内の通話が中心で月20分を超えるなら5分かけ放題が割安
- 5分かけ放題と完全かけ放題で迷ったら、5分を超えた時間の合計で判断。月25分を超えるなら完全かけ放題の方が割安
- 全員同じにするより、職種ごとに分ける方が年間の通信費を抑えやすい
- 0570番号などの対象外の通話や、専用アプリの条件も事前にチェック
- 公式サイトの料金だけでなく、法人向けの見積もりも取って比較を
まずは通話明細で、社員ごとの通話時間を確認するところから始めてみませんか? そのうえで、いくつかの見積もりを比べてみてください。
法人契約のお手続きは
法人契約の専門店「法人通信」にお任せ下さい。
当店「法人通信」はビジネス向け携帯・スマホの専門店です。法人契約の手続きが簡単。お得で最適な法人向けプラン&機種がきっと見つかります。
初期費用0円+基本料6カ月分還元!の当店独自特典。
他社の転出料や違約金、事務手数料などの諸費用すべてを当店が負担。さらに今なら基本料金6カ月分を還元致します。特典はご契約台数分適用できます。(特典は機種割引も選べます)
来店不要。全国無料で出張手続き。
弊社法人契約担当のエキスパートが1台から全国無料でお手続きに伺います。所要時間は1時間ほど。端末は最短当日に納品可。不明点など直接その場でご質問いただけるから安心です。
法人限定の格安「法人特別価格」承ります!
法人限定で加入いただける「法人特別価格」を承っております。かけ放題つきで格安。圧倒的にコスパに優れており、多くの法人様に選ばれています。当店一押しのプランです。
電話待ちなし。アフターフォローも万全。
お客様一社一社に法人契約のエキスパートが専属でサポート。電話やメールでの質問・相談に対応致します。電話も待ち時間一切なし。追加契約もスムーズです。


