社用携帯でテザリングはできる?会社にバレる?利用時の注意点や設定方法を解説
2026年6月25日 2026年6月25日

「社用携帯でテザリングしたいけど、会社にバレる?」「閲覧履歴まで見られるの?」そんな不安を抱えたまま使うのは、少し心配ですよね。
結論からお伝えすると、社用携帯でのテザリングは原則利用可能。ただし、会社の管理環境や就業規則によって、把握される情報の範囲は変わります。
この記事では、社用携帯のテザリングについて以下の疑問を解消します。
- テザリングすると会社にバレるのか
- 通信履歴・閲覧履歴はどこまで見えるのか
- 私用利用は問題ないのか
- iPhoneとAndroidの設定方法
営業職・外回りが多い方はもちろん、法人携帯の管理担当者の方にも参考にしていただける内容です。
目次
社用携帯でテザリングすると会社にバレる?
テザリングの利用自体が、会社に即座に通知されることは通常ありません。
ただし、導入している管理ツール(MDM)やネットワーク環境によっては、テザリングの利用状況が把握されるケースもあります。「絶対にバレない」とは言い切れないため、就業規則の確認は欠かせません。
そもそもテザリングとは、スマートフォンのモバイルデータ通信を使って、PCやタブレットをインターネットに接続する機能のこと。外出先でWi-Fiがない環境でも、社用携帯をルーター代わりに使えます。
会社側に「見える情報」と「見えない情報」
まず、会社が確認できる情報とできない情報を整理しておきましょう。
| 項目 | 会社から見えるか | 補足 |
|---|---|---|
| テザリングの利用有無 | 環境による | MDM導入時は把握できる場合あり |
| 月間の通信量(パケット使用量) | 見える場合が多い | キャリアの請求明細・管理画面で確認可能 |
| 通信した日時・時間帯 | 環境による | MDMや法人向け管理サービスで確認できることも |
| 接続先のURLや閲覧履歴 | 通常は見えない | MDMやプロキシ設定がある場合は別途確認が必要 |
| やり取りした内容(メール・チャット) | 通常は見えない | 暗号化通信(HTTPS)であれば内容の傍受は困難 |
ポイントは2つ。閲覧履歴そのものは、通常は会社から見えません。一方で、月間の通信量は把握されやすいです。過度な私用利用は数字として記録に残る可能性があるため、注意が必要です。
MDM・管理ツールを導入している場合の注意点
MDM(Mobile Device Management)とは、企業が従業員のスマートフォン・タブレットを一元管理するためのツールのこと。法人携帯にMDMが入っている場合、管理できる範囲が大きく変わります。
MDMで管理できる主な内容はこちらです。
- アプリのインストール・削除の制限
- テザリング機能のオン・オフ制御
- デバイスの位置情報の確認
- 通信ログの収集(導入設定による)
MDMの設定内容は企業ごとに異なります。「自社にMDMが入っているかどうかわからない」という場合は、総務・情報システム部門に確認するのが確実です。
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社用携帯でテザリングは原則できる
SoftBank・Y!mobile・楽天モバイルなど、主要キャリアの法人プランはいずれもテザリングに対応しています。基本的には、社用携帯でも問題なく使える機能です。
ただし、以下のケースでは利用できないことがあります。
テザリングができないケース
- 会社がMDMでテザリングを禁止している:管理ポリシーでテザリング機能が無効化されていると、設定画面からオンにできません。
- 契約プランがテザリング非対応:一部の格安プランや古いプランでは、テザリングが含まれていないこともあります。
- SIMカードのAPN設定が制限されている:法人向けの特別なSIM設定が施されているケースもあります。
テザリングが使えない場合は、会社の担当者に確認するか、ポケットWi-Fiの貸与を申請する方法が現実的です。
プランによって通信量の上限に注意
テザリングで使った通信量は、社用携帯の月間データ容量に含まれます。動画視聴や大容量ファイルのダウンロードを行うと、速度制限(通信制限)がかかる場合があります。
主要キャリアの法人プランにおけるテザリングの扱いはこちらです。
| キャリア | テザリング対応 | 通信量のカウント |
|---|---|---|
| SoftBank(法人) | 対応 | 月間データ量に含む |
| Y!mobile(法人) | 対応 | 月間データ量に含む |
| 楽天モバイル(法人) | 対応 | 月間データ量に含む(楽天回線エリア内は無制限) |
※プランや契約内容によって異なります。詳細はキャリアの公式サイトをご確認ください。
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社用携帯のテザリングを私用で使っても大丈夫?
私用で使って問題があるかどうかは、会社の就業規則や社内規定次第です。
「社用携帯の私用利用は禁止」と明記されている会社では、テザリングで私用PCやタブレットをつなぐ行為も規則違反になる可能性があります。
就業規則・社内規定の確認が必須
テザリングを私用で使う前に、以下の点を確認しておくと安心です。
- 社用携帯の私用利用に関するルールが定められているか
- テザリングについての記載があるか
- 通信費の自己負担ルールはあるか
社内規定に明記がない場合でも、上司や総務担当者に一度確認しておくのがベター。曖昧なまま使い続けると、後からトラブルになるケースもあります。
企業が気にする2つのリスク
会社が社用携帯のテザリングを気にする理由は、大きく2つ。セキュリティとコストです。
セキュリティ面のリスク
- 私用のパソコンをテザリングで接続することで、マルウェア感染のリスクが社内ネットワークに波及する可能性
- 会社のデータが意図せず外部に流出するリスク
コスト面のリスク
- 業務外での大量通信によるデータ超過
- 通信費が増加しても、業務起因かどうかの判断が難しくなる
テザリングを使う際は、業務目的であることを意識し、過度な私用利用は控えることが望ましいです。
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社用携帯でテザリングを設定する方法
設定方法は、iPhoneとAndroidで異なります。それぞれの手順を確認しておきましょう。
iPhoneの設定方法
iPhoneでは「インターネット共有」という名称でテザリング機能が提供されています。
Wi-Fiテザリングの手順
- 「設定」アプリを開く
- 「インターネット共有」をタップ
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- Wi-FiパスワードをPCやタブレットに入力して接続
Bluetoothテザリングの手順
- 「設定」から「インターネット共有」を開く
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- 接続先デバイスでBluetoothをオンにしてiPhoneとペアリング
なお、MDMで「インターネット共有」が制限されている場合は、設定画面にメニューが表示されないか、グレーアウトして操作できないことがあります。
Androidの設定方法
Androidはメーカーによって画面の名称が異なる場合がありますが、基本的な流れは共通です。
Wi-Fiテザリングの手順(一般的なAndroid)
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」から「テザリング」をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」をオンにする
- ネットワーク名(SSID)とパスワードを設定
- PCやタブレットから接続
USBテザリングの手順
- AndroidとPCをUSBケーブルで接続
- 「設定」から「テザリング」を開く
- 「USBテザリング」をオンにする
USBテザリングは電池の消耗を抑えられるのが利点。長時間の利用が想定されるときに特に便利です。
法人携帯を管理する担当者が知っておくべきこと
ここからは、企業の管理担当者向けの内容です。テザリングにまつわるMDM活用とルール整備の両面から解説します。
MDMで管理できること・できないこと
MDMを導入することで、テザリングに関して以下の制御が可能になります。
| 管理項目 | MDMでの対応 |
|---|---|
| テザリング機能の有効・無効化 | ○ 可能 |
| アプリのインストール制限 | ○ 可能 |
| デバイスの位置情報管理 | ○ 可能 |
| 通信量の把握 | △ 設定・ツールによる |
| 閲覧したURLの詳細 | △ プロキシ設定が必要な場合あり |
| 通信内容(メール・チャットの本文) | × 暗号化通信は基本的に不可 |
MDMで「テザリングを禁止する」設定を入れることで、従業員による無断利用を防ぐことができます。一方で、すでに利用された通信内容の詳細を遡って確認することは、環境によって対応が異なります。
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テザリング利用に関するルール整備のすすめ
MDMによる技術的な制御だけでなく、社内規定でテザリングの利用ルールを明文化しておくことも重要です。
整備しておきたい項目の例はこちらです。
- テザリング利用を業務目的に限定するか否か
- 私用デバイスへの接続を許可するか否か
- 通信量が一定を超えた場合の対処方法
- テザリングに関するセキュリティポリシー
ルールが明確になることで、従業員も安心して利用できます。万が一トラブルが起きた際も、対応がスムーズになります。
よくある質問(FAQ)
Q. 社用携帯でテザリングすると、閲覧したサイトが会社にバレますか?
A. 閲覧したURLや内容が会社に見えるかどうかは、導入している管理ツールやネットワーク環境によって異なります。通常の社用携帯では、閲覧履歴が会社に筒抜けになることは少ないです。ただし、MDMやプロキシが設定されている場合は把握される可能性があります。不安な場合は、総務・情報システム部門に確認してみてください。
Q. 社用携帯のテザリングで、通信量はどのくらい消費しますか?
A. 利用内容によって大きく異なります。目安として、動画ストリーミング(720p)は1時間あたり約1GB、Web閲覧は1時間あたり数十MB程度です。テザリングで使った分は社用携帯の月間データ量に合算されるため、大容量のファイルダウンロードや動画視聴は控えるのが無難です。
Q. テザリングの通信履歴は会社に残りますか?
A. 通信履歴がどこまで記録されるかは、キャリアの契約内容や会社の管理体制によります。法人向けのキャリア管理画面では、通信量の推移を確認できる場合があります。詳細なログの確認可否は環境によって異なりますので、自社の管理ポリシーを確認してください。
Q. MDMが入っている社用携帯でもテザリングできますか?
A. 会社の設定によります。MDMでテザリングが制限されている場合は利用できません。業務でどうしてもテザリングが必要な場合は、上長や管理担当者に相談して、許可を得る手続きを踏むのが確実です。
Q. 社用携帯のテザリングで私用のPCをつないでも大丈夫ですか?
A. 会社の就業規則や社内規定によります。私用デバイスへの接続を禁止している企業もあるため、まず規定を確認してください。セキュリティリスクの観点からも、不明な場合は担当部署への確認が安心です。
Q. テザリングを使うと電池の消耗が早くなりますか?
A. はい、テザリングは通信を中継するため、通常より電池の消耗が早くなります。長時間の利用が想定される場合は、モバイルバッテリーの携帯か、USBテザリングでPCから給電しながら使う方法がおすすめです。
Q. テザリングができない場合はどうすればいいですか?
A. 主な原因として「MDMによる制限」「プランがテザリング非対応」「APN設定の問題」が考えられます。まず会社の担当者に確認し、業務で必要な場合は申請・相談を。どうしても解決しない場合は、ポケットWi-Fiの貸与申請という方法もあります。
まとめ
最後に、押さえておきたいポイントをまとめておきます。
- テザリング自体は原則利用可能。ただしMDMや就業規則で制限されているケースあり
- 閲覧履歴は通常、会社から見えない。管理ツールやネットワーク環境によって異なる
- 通信量は把握されやすい。月間データ量のオーバーに注意
- 私用利用の可否は就業規則を確認。不明な場合は会社に相談を
- 管理担当者はMDMとルール整備を組み合わせると効果的
「テザリングしていいかわからない」と感じたら、まず就業規則を確認し、不明点は担当部署へ。社用携帯を適切に活用することで、外出先でも快適に業務を進められます。
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